御主人や奥様はもちろん、お子様の意見も取り入れ、成長と共に変化していく家づくりを心掛け、それに向かうプランの打ち合わせをさせていただきます。それは家が建つまではもちろん、建ってからも住まいづくりの伴走者として、共に考え悩みながらお客様の目線で成長したいと思っているからです。
家づくりにおいて、お客様から教えられることは多いです。
お客様はみなさん素人なのでなにも知りません。知らないからワガママ放題、好き勝手、でたらめなことを平気で言われます。
ところがその中に、おもしろいアイデアが埋まってるんです。
そのお客様のアイディアをヒントに磨きをかけてどこにもないような家をつくるのが、私たちの限りない愉しみです。
コスモに来てくれるお客様がよくおっしゃるのが“大抵のモデルハウスを見ましたが、希望を言うと断られました。
でも、コスモさんは出来ませんって言わなかったんです。”なんてうれしい事を言ってくれるお客様も少なくありません。
コスモの家は決して早く建てれません。
大手ハウスメーカーさんなんかでは、早ければ3カ月くらいでプランから完成まで出来ますが、コスモは出来ません。
誤解がないように言いますが、仕事が遅いわけではありません。
プランも仕様も機能も一つ一つを手作りで仕上げていくため、建てる家がバラバラになります。そのため、各職人が図面とにらめっこしながら頭を使って造って行くからです。気になるところはお客様と納得いくまで話します。
仕事、趣味、土地、予算などのポイントをすべてチェックします。
さらに平面プランや外観デザインを決めるうえで大切な要素となるお客様の希望や好みを聞きます。
「家は3軒建ててはじめて、意にかなったものが建つ」と言われます。
そこに、これまで蓄積されてきたノウハウが生かされるチャンスがあるのです。
しかし、すべてを一からではお客様が何をどうしたら良いかが困ってしまいます。
そこであらかじめ、その土地に合うプランを提示させていただいてから、十年後どういう生活をイメージされているかを伺います。
そのイメージからこれから建てていく家をプランしていきます。
コスモは『住んでいただく御家族と共に造る』をモットーにしてます。
建物を作ることは素晴しい仕事です。
真心をこめて作った建物は例えるなら、成人まで育てた我が子のような錯覚を覚える事もしばしばあります。
基礎の頃は手のかかる幼児。棟が上がると小学生、配管や配線など反抗期ように思うこともあります。
ボード・クロス等が終わるとやっと、人様に見せれるようになります。
お客様がいるときは学校の先生か、家庭教師のような、お客様がいらっしゃらないときなんてお見合いのように緊張してしまいます。
そして、お客様と心の底から喜びを分かち合うことができます。
そのようなお客様との心のふれあいと信頼感に支えられて、お客様が必要としてくださるから、コスモの存在価値も未来もあるのだと考えます。
そして、コスモが一番気にかけるのが、御近隣様への配慮です。
コスモが建てた家を気に行ってくださるお客様が引っ越してから御近隣様と共に笑顔になれるように、工事の間心掛けてます。
建物が完成した時点からお客様との一生のお付き合いが始まります。
真心をこめて作った建物です。我が子のような存在になります。
ですが、すべてを分かっているようで目に見えないところもでできます。
もちろん年を重ね人間と同じように老化もあるはずです。
建物の完成と同時にホームドクターの役目を果たすのがコスモだと考えてます。
創業から30年以上たった今でも、「お客様は満足されているだろうか?」と、常に考えております。
これからも、その姿勢で商品を生み出していきます。